〜爺 の 海 小 屋〜 2


 
 岩瀬の海岸から望む夕日

 












 

     冬の岩瀬海岸












 

    水仙と岩瀬の海


















































  

環道路から沖津遥拝所望む









 

 

屋根に積もる大栗の落葉
掃除だけで栗はタイミングが合わず食べた事がない残念!!







 

岸へ下りると沖津宮が望める




 





岩瀬海岸から「沖ノ島」を望






 

緑に包まれた小屋
       手前右が栗の大木









 

  塩じい宅より地の島を望む





























































 


 

   屋根に落ちた枯葉


 

  側溝に詰まった落葉


 

岩瀬海岸から玄界灘を望む
(運が良ければ沖ノ島が見れる)

 

  猪が荒らした田んぼ後

]

 

   満開の「あんずの花」























  

  夕日は岬の陰に落ちていた




  
                     微かに望めた「沖ノ島」                 




  
  

猪が掘り返した小屋続きの空地




  

    紅葉と菊花の競演



  

  見事な菊の競演に溜息





































  

     イノシシの荒らし後













   

    陽は岬に隠れていた












  


    島の東から朝日が昇る










  


 朝日を浴びて静かな岩瀬の海


































 大島のひまわり
     砲台跡を望む













珍しく濃いモヤで海が見えない




夕日が沈んだ後の岩瀬海岸




 
 ベランダと歪んだ手摺





張り替えたベランダ


  



 津和瀬海岸車内で昼食


    


ベランダに落ちた栗
 



   





  


 





    






















 

  対岸「沖津宮遥拝所」



 

    完熟の野イチゴ





         3年ぶりのBBQ



   

    隣の大栗の新芽
 掃除だけ収穫は一度も無い



   

船の向こうに世界遺産「沖ノ島」



 

  玄界灘に沈む夕陽に感動!



 

 小屋を下りた海岸がスポット




    小屋回りの溝掃除


















c

    入口に咲くつつじ



 c

 今年もアケビの花が咲いていた




 

     隣の栗の大木
   (落ち葉が悩みの種)




  移動が楽なミニゴムボート
















 


    夕暮れの岩瀬海岸



 

 ベランダいっぱい栗の落ち葉



 
 

       軒の修理完了






   
   

     砲台跡から沖ノ島望む
 





 

 
    牧場・乗馬体験できる

    





  

  







         訪島の様子(2)〜令和4年


三ヵ月に1~2回ほどの訪島で内容はワンパターンですが、その時々の様子など気が向いた時に画像を交えながら書き込んでいきます。





訪島の様子P-2

新  着(2024.3.6UP)
       啓蟄を前に~令和6年の初訪島~

 コロナが落ち着いたら近場の温泉でも行こう、ゆこうと思いながらも果たせず結局は年が明け二月も残り僅かに。そうだ恒例の啓蟄前の大島の「小屋掃除」に行かねば。
混み合う飛び石連休を外し、2/26(月)・27(火)の一泊で大島へ。補修用の板材を車の屋根へ積み今回もインコの「ひばり」も爺と婆に同伴。26日(月)は混雑が予想されるため早目の出発をしたつもりが案の定、事故の影響で古賀付近まで渋滞に巻き込まれた。早目の出発が功を奏し途中の物産店「あんずの里」で野菜等の買物。
予約の神湊11;15発のフェリー「おおしま」は時化のため久し振りの大揺れ。大波を上手く避け乍ら順調に大島港へ接岸した。
 港から1.9` 、5分で小屋到着。小屋回りも雑草や落葉は多いもののどうやら猪の被害はなさそうで胸をなでおろす。

 大島行きは船の時間との戦いだ。テント替わりにと小さな小屋を建て30余年になるが落ち着いて釣りや磯遊び、党内巡りなどゆっくりと楽しんだ事は殆んど無い。予定を立て、船の時間に合わせ、必死に小屋掃除や補修、隣の空地(他人)の除草や枝切に追われっぱなし。それはそれで楽しみの内。泊りがけの時は、海岸に下り、入りこんだ岩瀬海岸の景色や波、玄界灘に落ちる夕日、運が良ければ50`程先に浮かぶ世界遺産「沖ノ島」を拝める事が出来る。正に至福の一時だ。

 先ずは、小屋の室内掃除から。前回11月の暮れの掃除から殆んど異状無しの様子に一先ず安心だが部屋の隅々から天井まで防虫剤を撒き次に床の掃除と毎回のパターン。持参のおにぎりとカップ麺の昼食を早々に済ませて午後の作業に掛かる。
 ベランダの落葉掃除。下の空地の境界に植わっている栗の大木。海岸からの風と屋根を覆うように茂った枝からは冬になると枯葉が容赦なく落ち、屋根や特にベランダには重なるように落葉が溜まる。ベランダのスノコ状の隙間に詰まった枯葉が板を腐食させ詰まった枯葉を取り除くのが大変々。
 この栗の木を植えた人は空地挟んだ下邸のMさん。「栗採りや枝は勝手に切って下さい」と言われてはいるものの、実がなる時期と重ならず、たま落ちた栗は全て虫が食ってたり腐っていたり。枝が伸びすぎ切るに切れなく頭痛の種。
 本日の予定はこれまで。時に17;30分。早速下の海岸へ下りる。時折吹く風は強く冷たい。荒波の向こうに夕日と沖ノ島を期待したが曇天と時化で残念。それでも荒れる波と青い海に心が癒される。海岸から階段を登り島の循環道路にでると道端には島に自生する水仙が冷たい風になびいていた。
 夕食は勿論鍋。途中で仕入れた新鮮野菜とノーブランドの発泡酒が鍋を美味しく引き立ててくれ充実の一日だった。

 6時半に起床。曇りで薄暗い坂道を100m程の海岸まで下りて散歩。昨日より波は落ち着いているものの冬の玄海の波は荒い。
 朝食は昨夜の残りの雑炊で温まり、早速残りの作業にかかる。物置ボックスの台の補強と上の空地や側溝の除草等に精を出す。周りの別荘とは格段に違う小さな爺の海小屋でもDIYでの保守は欠かせない。場所が海に浮かぶ島とこじんまりとしたテント替わりの小屋。これこそが爺の気晴らしと楽しみの場所。地内の殆んどが高齢化の影響だろう放置されたような家屋の痛みが進み時代の経過が読める。
 毎回同じパターンの大島行きだが差し当たり「啓蟄」を前にのんびり島や海の満喫こそ出来なかったが計画通りの作業を終える事が出来て大満足。

  予約の大島港発14;40発のフェリーで島を後にした。
 


  プロフィール1(トップ)へ       お気に入りの景色






       恒例、暮れの小屋掃除

 この一年は何かと目まぐるしかった。気がつけば師走。いま、世界で暗いニュースばかり。戦争の悲惨なニュースや犯罪の手口から検証まで画像入りでプロが詳細に説明までしてくれる。なにか「変」な時代になったもんだ。私事だがぼんやり過ごした一年でもあった。曲がりなりにも元気で今、こうしてPCでしかも、片手の人差し指で
(笑)HPの原稿が打てるのは最高の幸せだ。

 さて、宗像大島にテント代わりに建てた小さな海小屋もかれこれ30余年。当時は今ほど観光ブームでもなかったのだが荷主の接待で大島を訪れ、島の新鮮な魚や海と島人の人情に一目惚れ。海岸近くにテント代わりに小さな小屋を建てた。当時は電話はもとより電気も無く不便だったがやがて電気、電話、水洗トイレを設置できるようになり静かで快適な気晴らしの場所となった。
 60を過ぎたころからはペースも増えふた月に1~2回。ミニボートでの雑魚釣りや磯遊び、島巡りなどを楽しんだ。最近、地内の別荘も空き家が目立つ。高齢とコロナ禍を境に訪島ペースは減ったものの、30年を過ぎ傷が進む海小屋もDIYでの補修作業など楽しみながら行ってる。
 「沖ノ島」関連群の世界遺産登録後を境に訪島客も増えてきた。海岸での磯遊び、近くには世界遺産の「沖ノ島」を拝む遥拝所。岬の丘に建つ玄界灘を一望出来る風車展望所などがあり、まさに心の拠り所となっている。

 師走に入り慌ただしくなってきた12月9日の土曜日、日帰りでの海小屋掃除へ行った。自宅を9時前に出発、途中福津市の市場「あんずの里」に立寄る。新鮮な野菜等の買物で時間調整し神湊港到着。11;15発のフェリーで大島へ。予約のタクシーにて小屋へ。幸い空地の猪の荒らした形跡もなく小屋内外も異状なさそう。昼食もそこそこに掃除なども捗り予定の作業も完了。一服のあと、15;30分には迎えのタクシーで港近くのいつもお世話になっている大島の「塩じい」(大島村商店)河辺宅へご挨拶のあと、港傍の漁協販売店「さよしま」にて海産の買物。16;20分、満員のフェリーにて本年最後の大島を後にした。

 掃除、掃除で寛ぐ間もなかった今年の訪島は3回が泊りがけ、10月と今回の年末恒例日帰り掃除の訪島で、今年は過去最小の年間5度の訪島となった。暖冬とは言え気象の変化は目まぐるしい。早目々の暮れの準備で新しい年を迎えたい。


     最新情報1               お気に入りの景色





            梅雨前の小屋掃除 (5/23〜5/25)

 コロナ後の大型連休も終り、山々の緑も日毎に爽やかな色合いを増し、日中は汗ばむ程の今日この頃。6度目のコロナワクチンの接種や定時の病院行きも終った。台風2号の動きなど気象の変動等々を勘案し、例年の梅雨前の「小屋掃除」へ車での訪島を計画した。今回は二泊三日の予定なのでインコの「ひばり」も同行することにした。
 渡船時刻の関係から必然的に行動に制約をうけるので毎回ワンパターンになり変わり映えはしないが、それも又楽しからずやだ。渡船の予約を往を23日(火)13;50分・復を25日(木)16;20分のフェリーを予約した。

 23日は11時に自宅発、晴れの天気だが山々は黄砂の影響だろうか霞んで見える。途中、「あんずの里」公園に立寄り見晴らしの良い高台の杏子畑の駐車場で持参のおにぎりの昼食と休憩。橙色に熟れた杏子が幼いころの田舎を思い出させてくれ癒される。序に売店で野菜などの買物をし神湊港近くの海岸まで走る。大島が手に取るように望める青く染まった海岸でウィンドゥサーフィンを眺めながらいつもの乗船時間を調整。
 定刻の13;50分、フェリーは滑るように神湊港を出航。堤防では釣り人がのんびりと糸を垂れている。自宅から、神湊港までは約43`・1時間40分の道程だ。大島までは5`・フェリーは20分程で着く。


 最近は平日も若いグループの観光客が結構多い。島には旅館や民宿、カフェや新鮮魚貝の食事処、レンタルサイクル、バスやタクシーにレンタカーなどもあり島の風車展望からの玄界灘や世界遺産「沖ノ島」の眺めなど自然もいっぱいで癒される。
フェリーを下り、島で有名な「塩じい」(河辺さん)へ挨拶のため第2塩工場へ行くも不在のため港近くのご自宅を訪問し訪島の挨拶をすまし小屋へと直行。島東側の港や集落からはなだらかな丘を越えると西海岸から青い海が広がる。牧場や風車展望所がある岬から入りこんだ付け根に「沖ノ島」を遥拝する「沖津宮遥拝所」があり、この岩瀬の海岸からは天気にもよるが50`先にうかぶ世界遺産「沖ノ島」を望むことができる。

 港からは5分程度。以前は重たいリュックを担ぎ40分ほど掛け景色を眺めたのしみながらの徒歩だったが、世界遺産認定後はバス・タクシーも走るようになり高齢の身には便利になった。

 小屋へ着くと、狭い庭の紫陽花がつぼみを付け大きく高く生い茂り、ベランダの塀のアケビも生い茂っていた。下のMさん、上の管理組合所有のゲストハウスやAさんも訪島中の様子だ。これから釣り好きにはベストシーズン。
車を小屋前の坂に駐車、しっかり歯止めをして荷物を下ろし、先ずはガス・水道の元栓を解放。早速、室内の掃除にとりかかる。お陰で室内は思ったより荒れてなく一先ず安堵。午後になり気温もぐんぐん上昇。エヤコンでの除湿と窓を解放し空気を通す。あとは室内を婆に任せ、爺はベランダまわりのアケビの伸び枝など周りの剪定、序に上の空地の境界側雑草などを汗をかきながらも雑だが手際よく作業。必死に作業をしていると暑さも時間も忘れてしまう。気が付けば17;30分。高台の木々に囲まれた地内は早目に陽が落ちる。
シャワーを浴び、坂道を下り海岸へ。昼間の強い黄砂は去り青い海が広がり身も心も癒される。この景色こそ大島が好きになった所以だ。暫し河岸を散策。
200mほど先の岬の付け根には世界遺産沖ノ島関連の「沖津宮遥拝所」の社が鎮座している。
猪の荒らし後が所々に残る坂道を50mほど上って小屋へと戻り夕食タイム。
ご馳走はないが、不思議と小屋でのビールや食事は格別に美味しい。

  明けて24日、朝は一時小雨の天気。普段は枯葉が屋根やベランダに積り迷惑千万な下の栗の大木なのだが、この時季たくさんの白い花を付け緑の葉っ葉が雨に濡れ清々しい。雨があがり天気も回復。側溝の清掃、台所屋根の枯葉落とし、境界の伸びてはみ出した枝切りなど剪定、今年は特に草木の成長が早く元気な気がする。昼食を挟みベランダの整備にかかる。4×3mほどの狭さだが,敷地の半分を覆う栗の落葉がベランダに溜り、雨で腐り板の腐敗が早いため簀子を敷いてみたのだが、これが又隙間に落ち葉が入り込み掃除が大変。12枚の簀子をはぐり掃除の上、防腐剤を塗ってみた。費用をかけずに色々考え、工夫しながらのDIYも楽しみの一つでもある。今日の予定はゴムボートの空気入れと明日の釣り予定の準備だったが、今回も中止することにして天日干しだけに予定変更。時に17;40分、本日の作業はこれまで。
下の海岸まで夕日を見におりてみる。生憎夕日を見ることは出来無かったが、遠く水平線に浮かぶ「沖ノ島」を拝観することができた。
シャワーで疲れを落としビールで乾杯!充実の一日だった。

 最終日の25日は曇り後晴れの天気、朝食の前に海岸を散策。海岸へ下り磯の浜辺を歩くと時折顔をなでる玄海灘の潮風が心地よい。遠くに大型の貨物船が航行している。漂着した板切れを拾って小屋へ戻り最後の朝食。
暖房具の格納,水道や給湯ガス器の点検等を済ませ、柱の腐敗箇所の補修を終えて釣り以外全ての予定終了となった。15時に小屋を出発、婆に海を見せようと海岸へ下りる。青い海に青い空、空気をいっぱい吸って港へ向かう。途中、塩じい(河辺さん)の第2工場へ立寄るも不在のため港近くのご自宅(大島村商店)へご挨拶に立寄ると、入れ違いに島の子供たちの工場見学で出かけたとの事だった。店前のテーブルに腰を下ろしご自慢の珍しいかき餅や甘夏などをご馳走に。、庭に咲く赤い紫陽花と店前に広がる青い海のコントラストがなんとも素晴らしい。ヒジキや甘夏など島の特産を頂き予約の16;20分のフェリーで島をあとにした。
 18;40分に無事帰宅、早速帰りに頂いた島特産のお土産で今日、爺83歳の誕生日を祝う事ができ大満足の大島行きとなった。河辺さんには心から感謝申し上げます。


       ホームへ1                   お気に入りの景色

 


  今年初めての訪島  2023.3/14火〜15水

 天候や所用等々で延ばしに延ばしていた今年1回目の大島行きをやっと決行することに。毎回の事だが渡船時刻に合わせての計画なので自ずと同じパターンになってしまう。神湊港11;15の船に乗船予定で大野城市の自宅を9時に出発。一泊なのでインコの「ひばり」ちゃんはひとりでお留守番。

 渋滞もなく順調に走り、途中にある福津市の運動公園一体に咲くあんずの花が満開の地産品店「あんずの里」に時間調整のための立寄り買物。新鮮で安い、野菜、旬の甘夏みかんなど等を買物し神湊港へ。市営駐車場へ止め、10;50分には港へ着いた。
 平日なのに若者の乗船客で満員。ここ数年見れなかった光景だ。大島への客が増え活気がでることは良いことだ。歩けば上り下りの道を40分近くかかるのだが、予約のタクシーは10分程で小屋へ到着。運転手さんの話によると、水車展望所近くに大型のキャンプが出来る施設が完成間近との事で、団体の若者の島巡りが最近流行っているとの事だった。

 ベランダの落葉と空地の草以外は大きな変化、痛みもなさそうだ。先ずは外の水とプロパンの元栓を開き、室内を一通り掃除の後、持参のサンドと牛乳での昼食をとる。休む間もなく、ベランダに落ちた大量の栗の落葉、側溝に詰まった落葉の掃除シャワーの掃除等をしているうちに日が地内の林の間にに落ちかかってきたので今日の作業を終了。
 夕日を目当てに坂道を50mほど下り、お気に入りの岩瀬海岸へ下り散歩。好天の波は静かなれど未だ日は高く、「沖ノ島」は見ることができなかった。暫し、海を眺めて心を癒す。小屋へと戻りシャワーを浴びる。
 陽が落ちると何となくひんやり。島の小屋で食する鍋にビールで乾杯。質素な夕食だがこれがまた不思議と美味い。カラオケでも歌いたいところだが、下のMさんが在泊中の様子なので遠慮。

 明けて15日も天気は良し。朝の岩瀬海岸へと散歩。海からの風は冷たいが心地よい。波は静かなれど今日も「沖ノ島」を望むことはできなかった。運が良ければ50`ほど先の玄界灘の水平線にくっきりと浮かぶ沖ノ島を望むことがる。道端で時季遅れの”つくしを”10本ほど採り小屋へと戻る。

 朝食の後は残りの作業。小屋上の隣接する空地の除草や猪の荒らし後の整地と側溝の清掃。最後に屋根に積もった枯葉落としなど等、予定の作業を一気に進める。おかげで10時には全ての予定が終了した。これだと途中の公園であんずの花見が出来る。先ずは13時のフェリーで帰えるべくタクシーを予約した。
島でお世話になっている、手造り塩で有名な”しお爺”(大島村商店・河辺さん)宅には船時間の都合でご挨拶に立寄らず、 港側の漁協売店でタクシーを下り、サザエなどの買物を、大島港売店は大島特産の甘夏を慌ただしく購入。満席のフェリーで島を後に。25分後には神湊港着、側の市営駐車場から10分「あんずの里」へ。多くの見物人で賑わう裏山でほぼ満開の”あんずの花”を見学し帰路についた。幸いラッシュを避けたため16時には無事自宅に着く事ができた。
 夕食時の大島の磯で採れたサザエのつぼ焼きはとても美味しくビールが進んだ至福の一時となった。


      プロフィール1(ホーム)へ        写真一覧3






         小屋掃除と菊展(11.15~16日)

 11月に入り今年も残り僅か。1日は博多区にある菩提寺の報恩講。
昼前に境内にある墓地の掃除とお参りを済ませ、隣接する吉塚商店街側の評判の中華店で定番の「長崎ちゃんぽん」の昼食。午後からはお勤めと法話を拝聴。
11日は5回目のワクチン接種を済ませた。後は20日と12月に入り4日の予定
があるため、天気予報などを参考に今回の大島行きと帰途の宗像大社の「菊展」鑑賞を決めた。
 コロナも落着きの様相だったがどうやら北の方からじんわり再燃の兆しが。かくして、今年は訪島も少なかったが15日〜16日(6回目の訪島)の一泊での大島行きとなった。

 今回は一泊なのでインコの「ひばり」ちゃんはお留守番。自宅を9時に出発、渋滞もなく途中福津市の道の駅で野菜類の買物などで渡船の時間調整。神湊港11;15分発の客船「しおかぜ」に乗船。平日の3便だが観光らしき客も結構多い気がした。大島港からは予約のタクシーで小屋へと向かう。一昨年までは景色を眺めながら30分ほどかけての徒歩だったが、婆が足を痛めてからは遠歩きが無理なため荷が多い時の自家用利用以外は専ら島に1台しかないタクシーの利用で助かっている。
どうやら心配していた猪の被害も小屋側は少くなさそうで一先ず安心。

毎回同じパターン、持参のおにぎりとカップでの昼食をとり早速作業にとかかる。先ずは部屋の掃除から。”油断大敵”なんと天井を見回すと大きな鉢が3.4匹もうろつている。大変だ殺虫剤で即退治。ヤモリやクモ、ムカデも偶にいることがある。爺は虫類が大嫌いで殺虫剤は欠かせない。数種の殺虫剤は年中常備している。徹底退治と防虫を施したあとはストーブ類の準備をすませる。次はベランダ周り、隣の大きな栗の木の枯葉が屋根やベランダにいっぱい溜まるので頭を痛めている。小さなボロ小屋だが掃除や手入れには結構時間がかかる。30余年も何とかもてているのも頻繁な掃除や手入れの賜物かもしれない。小屋は地内では3番目くらいに建てたのだがその後に建った立派な別荘も結構痛んだままで勿体ない。

 夕方になると木々に囲まれた地内は急に暗くなる。今日の作業はこれまで。いつもの楽しみ、夕日を見に海岸まで下りる。この時期は風車展望所や牧場などある西側岬の影に陽はおちる。静かに暮れる大島岩瀬海岸の風景に暫しひたりながら今日の疲れをとる。まさにこの海の風景こそが”お気に入り”でここに小屋を作ったのだ。
 シャワーを浴び夕食タイム。夜になり冷えてきた。鍋に発泡酒が一番。普通なら釣りが一番だろうが爺は違う。笑われるがボートも釣り具も揃えるだけでアジや雑魚釣りで満足、殆ど魚らしい魚を釣った事がない。それでよい、日々変わる海の様子を眺めたり痛んだ小屋の修理など日曜大工で無心に汗を流し時を過ごすのが唯一の楽しみなのだ。

 翌16日、水曜日は晴の天気。朝一に冷たい風を受けながら海岸へ下りる。東の山手から照らし出した柔かい朝の光を受けた岩瀬河岸の海は静かで遥か50`程沖に浮かぶ世界遺産「沖ノ島」を微かに望むことが出来た。カメラに収めたが旧型のカメラと、腕が悪いので出来上がりは見ずらい。
朝食のあとは小屋回りや、裏の空地の猪の荒らし後の整備や側溝の掃除など。
11時前には全ての作業を終える事ができた。帰りを一便早い13;00に変更しタクシーを予約。13;00発のフェリーに乗船。
 13;30分には神湊港の駐車場から”大菊展”が開かれている宗像大社へと向かう。20分ほどで宗像大社へ到着。10年振りくらいだろうか、お参りのあと、大菊展会場にて愛好家の見事な作品を鑑賞。どれも溜息がでる力作ばかり、菊薫る境内の紅葉も花を添えまるで別世界に来たようだ。鑑賞のあと10年前の記憶をたどり自宅へと向かうも道を間違え遠回りをしながら、それでも見知らぬ風景を楽しみながら混雑にも会わず16時には今年6回目の大島行きも無事帰宅となった。




    プロフィール1(トップ)へ           お気に入りの景色








        台風一過の小屋掃除( 2022.9.28~29)


 次々に発生する秋の台風。何とか難を逃れてきたが、とりわけ強力な台風14号は福岡も直撃の様相に心配もひとしお。9月の大島行き予定は延びにのびたまま。
今回はコースも当り暴風、大雨警報も発令されていたものの、お陰で自宅周辺は夜半通過時の暴風雨による被害もなく遠ざかってくれた。むしろ吹き返しの強風が終日続く異例の台風だった。

 沿岸の大島は更にひどかっただろう、爺の小屋は被害が・・心配が走る。大島の河辺さんの朝一番のFB情報によれば島は大きな被害ないとの情報。
念のため、島の西海岸の爺の小屋の確認依頼したところ、多忙のなか早速現地まで出向き画像付きで「異常なし」の返信を頂き胸をなでおろした。何しろ、昨年、損保保険の値上がりに抗議して解約したばかり。おまけにボロ小屋なので吹き飛んで周りの別荘に迷惑がかかるのが一番の心配なのだ。

2~3月に一回の訪島だが、世界遺産登録依頼島も便利になりバス・タクシーも走るようになり便利になったが、泊りで荷物が多い時は自家用車を利用する。折角の訪島だから「天気と所用」を勘案しながらフェリーの予約をしなければならない。10/1の大島の「みあれ祭」を見たいのだが毎月末、月初めは外せない予定がある。やっと天気や予定が合致。9月28.29日の一泊で小屋の様子見と掃除のための訪島が決定した。

 一泊なので今回はインコの「ひばりちゃん」はお留守番。真夏と真冬以外の一泊くらいなら大丈夫だ。タクシーを予約。タクシーも日によっては世界遺産登録により貸し切り予約などで利用出来ないときがある。2年ほど前までは毎回港から小屋まで3`程を山や海の景色を楽しみながらの徒歩だったが、婆が足をいためてからは無理ができないので専らタクシーを利用している。
 28日、11;30分自宅発・13;20分に神湊駐車場着。ほぼ同時にフェリーも着岸、13;50分出航。久し振りの好天のためか平日だが結構乗船客も多い。
小高い峠を超し岩瀬海岸の青い海を左に望みながらタクシーは5分ほどで小屋へ到着。

 行動は毎回、判を押したように決まっている。先ず大方の外観確認、ガス、水道の元栓解除のあと室内へ。ほぼ異常無し、早速着替えて婆は室内の掃除担当。爺は外回り担当で作業に取り掛かる。落ち着いたところで途中での食事の時間がとれなかったのでかなり遅れての昼食。持参のおにぎりとカップの定番。小屋で食するのも美味しいから不思議だ。

 次いでシャワー横の物置の台の修理に取りかかる。土台が腐食していたので柱の入替と側溝の清掃、小屋回りの除草と伸びた雑木の枝切など。今回もイノシシが空地を荒らしていた。敷地ギリギリまで荒らしているので小屋を壊さないか心配だ。賢い?イノシシの退治は難しい。どうやら上の別荘庭土手を下り下の空地(爺の小屋続きの空地)へ侵入し荒らし・更に道を横断し左の空地を荒らしているようだ。
忌避剤・警報機・網張りなど試してみたが一時的な効果しかなくお手上げ状態。
5時を過ぎる頃には辺りも薄暗くなり本日の作業終了。夕日を撮ろうと下の海岸へおりてみるも、南に移動した陽は岬に隠れていた。
18時より鍋の夕食。発泡酒を飲みながら海小屋での食事は美味しい。

 翌29日、くもりから晴の天気。朝一番に下の海岸へ下りる。いつもなら婆も一緒に散歩を楽しむのだが、数年前からは足が痛みだし海岸から小屋へは50m程の坂道になっており無理ができない。島の東(港や魚港・集落)から山越しに日が昇り静かな岩瀬海岸の海を照らしている。しばらく海岸を散歩のあと朝食。
 最後の予定は前回ベランダに設置した簀子への防腐剤塗り、今回はさしあたり表面だけで裏は次回に。続いてトイレ戸の軋みをカンナで削って調整し一通りの作業を終了した。
 昼食を終え、誰もいない地内を散策。大きな椎の木が多くあり椎の実を拾うも酷暑と台風の関係か一回り小さい。小屋回りのムカゴも採る。小屋の屋根を覆っている隣の大きな栗も結構敷地内に落ちてはいるが殆ど空。タイミングが合わないのと、実が入っていても虫が食っているので殆ど食したことがない。
 14時過ぎの迎えの車を予約しているので、早目に小屋を出て写真でも撮ろうと外へでると何とタクシーが到着。いつも良くしてくれる運転手さんなので文句も言えず大島港へ直行。タクシーから今日は”沖ノ島”がきれいに見えせめての救いとなった。大島港14;40分発の旅客船”しおかぜ”は15分で神湊港へ到着。近くの市営Pで24H利用の900円を払い渋滞にもかからず16;30分には無事帰宅した。
 〜毎回のことだが、大島行きは島の景色や日ごとに変わる青い海を眺めるだけで何にも増して心が癒される。〜



            プロフィール1(トップへ)







            梅雨明けの小屋掃除とヒマワリ

 あっけない今年の梅雨明け、とたんに日増しに続く酷暑。例年の本格的な夏入りに備えての小屋掃除もタイミングを上手くあわせきらないうちに嫌な予感が的中、どうやら「コロナ第7派」の様相に。
 連休の混雑を外し25日、月曜の定番13;50発のフェリーを予約した。

 車の屋根には今回もベランダ用のスノコなど資材を積み込みインコのひばりちゃんも同行。自宅を早目の10;30分に出発し、途中のスーパーでサマージャンボ10枚を購入。休日明けの渋滞をひた走り、神湊港近くの海岸でサンドイッチと牛乳での昼食とりながら青い海に浮かぶ大島を眺めながらの時間調整。
乗船車両は爺と専用車の2両だけ。20分で大島港到着。なだらかな坂を越えると左手に青く広がる玄界灘を見ながら5~6分で爺の小屋へ到着。
 
時間的に気温も上がり室内外は蒸し風呂状態。先ずはクーラーを入れ休む間もなく一気に室内の掃除のあと順次荷物などを下ろす。全身が汗でびっしょり。
冷えたコーヒーの一気飲みで生き返る。息つく間もなく小屋回りの草刈り、茂りすぎ気になっていたアジサイ、雑草を切り終えたころ、管理組合契約の業者の草刈りも回ってきた。隣りの空き地の除草整理などを手伝う。不在中の除草管理などいい加減さが目立つが今回は爺が居たので仕方なく丁寧に刈ったのかもしれない。声かけした限りでは温厚で感じの良い人に見えたが正解だった。
18時、汗が出過ぎて暑さを通り越し寧ろ涼しさを感じる。シャワーで流しさっぱり。最高の気分だ。夕食の途中、夕日を見ようと海岸へ下りるも陽はちょっぴり高かったがシャッターを切る。小屋は50m程の上りだが結構しんどい。海や山などの自然を見、一心不乱に体を動かし汗を掻く。これが何よりの楽しみであり生き甲斐なのだ。82歳の爺はこのレベル。ビールがすすみ初日の終了。


26日、今日も暑くなりそうだ。早朝の海岸へ下りる。山間いから上る朝日がまぶしい。潮の臭いを嗅ぎながら凪の青い海の彼方に目をやるが世界遺産「沖ノ島」を望むことはできなかった。直近くの沖津宮(世界遺産関連)に続く海岸道路を散歩し小屋へと戻る。
朝食を済ませ直に作業の開始。気合を入れて今日も頑張ろう。前回、花をたくさん付けていた「アケビ」は酷暑の関係だろうか、実は二個しか付けていなかった。小屋回りの除草あとの整理と仕上げ、雑木の枝切等など流れる汗で前が見えない。

 午後からはベランダの補修。持参したスノコを痛みだした既存板の上に組置く作業だ。90p角の完成スノコだから比較的簡単に組立作業が完成。今回は様子見のため釘止めはせず、組み込みだけ。予定は防腐剤塗装までだったが次回に延期。隣の大きな栗の木、今年は酷暑の影響か実生りが少ない様だ。ベランダのBOXの上に3個、小屋回りにも数個落ちていた。植え主のMさんからは伸び枝は勝手に切って・実も採ってください。と言われているものの、タイミングが合わず口にすることは先ず無い、屋根を覆う枝もそうそう簡単には切れずにいる。
時間があまったのでベランダの段差に余った角材で婆の為に手摺を作ってみた。錯覚だろうか、どう見ても歪んでいる。思わず笑ったが作り変えるのも面倒なのでそのまま利用することに。
シャワーのあと、海岸へ下りる。陽は落ちあたりは薄暗くなってきたが、海の匂いや波の音に心洗われる。至福の一時だ。
今日も酷暑を忘れ、汗を掻き、みっちり仕事をした。ビール(発泡酒)の美味さも格別だ。地内の訪問は爺宅だけ。カラオケでもと思ったが配線が面倒で止めた。

 27日、早朝の海岸は清々しく気持ち良い。この素朴な自然の風景は人のこころを和ませてくれる。
朝食のあと休む間もなく残りの作業にとりかかる。日差しがじりじりと体を射す。昨日作った変形の手摺の塗装・雑木切りの残りの仕上げなどこまごました作業を立て続けに終らせる。10時には今回の全ての作業予定は完了した。後は、大島「塩じい」さんの投稿に魅かれた風車展望所の「ヒマワリ」の見学のみ。
そうだ、14;20のフェリー予約の変更を連絡したところ、13時へ変更OKとの事。

 早目の11;30分に小屋を出発、循環道路を登り牧場の馬を眺めながら誰一人いない風車展望所へ。天気さえ良ければ玄界灘が一望に開け水平線には世界遺産「沖ノ島」まで眺望できる。しかし今日は酷暑のせいだろうか強いモヤ?のため、珍しく海の色さえ見えない。それでも青い空を背景に数年振りに見る可憐なヒマワリの群舞がまるで笑顔で歓迎してくれているようだった。序に、近くの大島で一番高く地の島や港側が一望できる「御岳山」展望所見学のあと、津和瀬海岸へと坂を下り海岸スロープへ車を止める。青い海での潜り漁などを眺めながら車中で軽い昼食。
12;30分、フェリー乗船手続きをとり13時に大島港を出航。波もエンジンも軽やかに20分弱で神湊港へ。1階車室へ下りる階段で大島の”塩じい”(河辺さん)とばったり!。宗像での「講演会」の講師として泊まりでの出席との事だった。
2便早くに変更したため、15時過ぎには無事帰宅となった。
例年、訪島の内容は判で押したように同じ。あれもこれもと計画だけは多いものの肝心な雑魚釣りや磯遊びなど「海を満喫」は出来ないままに数十年。それでも楽しみを次回につないでいる。
今年の暑さは異常。HPへ投稿するのも気合が入らず伸び伸びに。今年4回目の訪島となった。


         プロフィール1(トップ)    お気に入りの景色






       ~3年振りの海小屋BBQ~  2022.5.17

 5月連休の混雑を避け、早くから2週目の大島行きを計画していたのだが、何と近づくほどに天気予報が怪しくなってきた。折角の3年振り大島の塩爺との再会BBq。再度詳細に天気予報を調べた上、5月16日~18迄の二泊三日に延期を決定しフェリーの予約と塩爺とは17日に会う事で最終決定をした。
後は、天気に狂いがないことを祈るばかり。

 車の屋根にはスーパー家具店で購入したベランダ用の簀子4枚と板類を。ペットのインコや他の必需を積み込み早目の11時に大野城市の自宅を出発した。ほぼ順調にすすみ12時過ぎには宗像市神湊到着。フェリーの予約時間までは一時間ほどの余裕がある。今回もいつもの”道の駅むなかた”手前の橋から左折した港方面へ繋がっている堤防沿いの道路から青い海と地の島・大島が眺望できる海岸で乗船時間の調整することに。ここは年間を通しサーフィンの若者が多い人気のスポット。今日は波が穏やかなせいか波待ちの車が数台止まっていた。青くのどかな海と緑に染まった大島を望みながらサンドイッチと牛乳の軽食をとる。

13時過ぎにフェリー”おおしま”が神湊港へ近づいてきたので港でチケット手続きを済ませ13;35に乗船。4便のため客も比較的少なく、車両は専用車両と爺の車の2両のみ。凪の青い海をすべるように25分程で大島港着岸。先ずは港近くの塩爺(河辺商店)へ立寄り来島の挨拶と明日17日の確認をとり5分ほどで島の裏側、岩瀬海岸の青い海を左に見ながら海小屋へ到着。小屋も前回から日が経っていないせいか荒れてはいないようだ。イノシシは相変わらず出ている様子。側溝際を掘り起こし土が溝を詰まらせている。いつもながら到着早々、作業服に着替え室内外の掃除にかかる。前回、エヤーを入れテストのために室内に置いていたゴムボートは空気漏れも無いようだ。一先ずエヤーを抜きBOXに格納。持参の荷物などを下ろしたところで本日の予定は終了。シャワーを浴びる。木々に囲まれた辺りは陽が落ちるとうっすらと暗くなる。そうだ、夕陽を見なければ! 慌てて岩瀬の海岸へ下りる。時に19時、海岸付け根に佇む世界遺産”沖津遥拝所”も夕陽に染まり玄界灘に落ちる直前。慌ててシャッターを切る。肉眼では微かに”沖ノ島”が望めて幸運。しばし佇む。やがて日は落ち辺りが暗くなり小屋へと戻り夕食タイム。静まり返った海小屋での晩酌もまた格別だ。玄界灘の水平線に沈む夕陽が拝めて良かった。

 明けて17日、火曜日。6時に起床し下の岩瀬海岸へ下りる。天気よし、岩瀬の海岸は静かに朝のひかりを浴び一際青い。冷たい空気を吸いどこまでも青く澄んだ海を見ていると時を忘れて心が癒される。
 少年時代、自宅の裏庭が有明海に続く場所で育ち、青い海は憧れだった。縁あり30余年前、大島を訪れ人々の人情と島の景色に一目惚れ、テント代わりに小さな小屋を立てた。以来、年に5~6回の島通いをつづけている。雑魚釣りにとボートも換え乍ら年も取り、結局3代目の今は軽いゴムボートに。下手でドジで乗ったり釣ったりは過去5.6回ほど。殆ど乗らない、釣れないままで現在に至っている。

 さて今日が本番、残りの作業を早目に切り上げBBQの準備にかかる。先ず焼肉セットと木炭を倉庫から出しベランダにセット。松ボックリを拾い火をつけて下準備。
年に1~2度の利用だが5年も経つと塩害で穴が。空き缶を潰して穴を塞ぐ。すったもんだで17;40分にやっと準備完了。約束の5分前には塩爺も到着された。
活き魚の造り、島の大豆、大島オリジナル焼酎やビールとたくさんのお土産持参に恐縮。

 コロナ自粛で延びのびの3年振り、念には念をいれてのBBQ。ご持参された塩爺じさんの新発売イラストいりのクラフトビールで「乾杯」。オリジナル焼酎「大島村」などで心地よい酔いに。こちらは焼肉よりも大島の生き造りや珍しい焼きそら豆に舌鼓。島の心地よい風を受けながらの3年分の親睦は時の経つのもも忘れるほどの貴重で楽しい時間となった。

 18日、晴の爽やかな朝。今朝も下の海岸へ下りる。沖ノ島は見れなかったが透き通った青く広がる島の海に感動。海岸を散歩し小屋へ戻り朝の食事。
インスタントや残り物だが小屋での食事は一際美味しいから不思議だ。
ゴムボートでのアジ釣りでもと計画はしていたものの準備がたいへんなので次回の楽しみに。一通りの予定が早目に終ったのでフェリーの予約を一便早い14;40分に変更連絡した。
昼食のあと早目に小屋をでて島の東、港近くの塩爺宅(大島村商店)へ立寄る。今、人気の丹精込めた手作りの”大島の塩”やサザエ、ひじき、好物の奥さんが釣ったアジの干物などの海産物なども分けてもらった。塩爺の案内で大島港や地の島方面が見渡せる高台にある第2塩工場見学。心を込めた人気の塩づくりの大変な手間や行程など説明していただきあらためてその情熱に感動した。
 フェリーの時間になり、またの再会とお互いの元気を祈りながら大島をあとにした。フェリーからは緑に囲まれた高台の第2塩工場から上がる潮焚きの煙と風に気持ちよくなびくこいのぼりが印象的だった。〜自然や人情に触れ身も心も癒された充実の大島行きだった〜




                                   写真一覧3へ        お気に入りの景色





         今年2度目の小屋掃除(2022.4.15~16)

 今年はコロナ禍のなか大島行きのタイミングが合わない。例年「啓蟄」に合わせ小屋掃除へ行くのだが、今回は日程の都合で好天ではないが4/15日・16日の一泊での訪島に決定した。
 元々、爺は大の虫嫌い。増して不在が多い「海小屋」では油断をすると即、不快虫がどこからともなく侵入してくるので油断大敵だ。今回は来週の連休前週に、コロナ以来3年ぶりとなる島の塩爺とのBBQの予定。そのための前準備も兼ねての訪島となった。 

 4月15日(金)、渋滞を避け早目の出発をしたので神湊11;15発の「しおかぜ」には50分程の待ち時間ができた。折角なので神湊港近くの”道の駅むなかた”で時間調整をすることに。平日だが午前のためか大勢の買い物客で賑わっていた。新鮮な大島の魚類、みかんなど揃っており、野菜やみかん、干物など購入したあと乗船。平日の4便のためか乗船客もそう多くはない。晴で海の色は青くきれいだが波は高く、大揺れ。それでも上手く高波を避けながら大島港へ着岸。予約のタクシーが桟橋で迎えてくれた。
 婆が一年ほど前に足を痛め、長歩きや坂道などに支障をきたしているためタクシーは助かる。

 幸い思ったより小屋は荒れてない様子に一安心。先ずは持参のサンドと牛乳で軽く昼食をとる。あとは一気に部屋の掃除にとりかかり、次いでベランダ、外回りと手際よく作業を進める。今回は家の周りに限ってはイノシシの被害はないようだ。
 大島へ通ってかれこれ30余年。人は笑うだろうが・・目的であった〜大島で「のんびりと海を眺め、磯であそび、偶に小舟で雑魚釣り」〜はほんの僅か。傷んだ小屋の補修や周りの草刈りや整備に汗を流す事のほうがが多い。それでも何もかも忘れ、汗を流しながら必死に作業をするのも80過ぎの爺にとっては、かけがえのない楽しみなのだ。
 夕方になりこの時期にしては珍しく気温が下がってきた。幸いストーブは未だ片付けないままだったので火をつける。夕食は鍋で温まる。

 明けて16日は曇り時々晴の天気。幸い前日にほぼ作業をおえていたのでゴムボートの空気入れテストと上隣の空き地の除草など残りの作業。エンジン刈り機が故障し折角買った電動刈り機も偶には使用しないと故障の原因になる。側溝周りなど空地の端周りを刈る。調子は良し。
 昼過ぎには全ての予定が終了したので一便早い船に変更しタクシーを予約。14;40分のフェリーで帰路に。時間的に渋滞にも遭わず16;20分には無事自宅到着となった。

 〜混雑を避け連休前のBBQを計画しての小屋掃除だったが、その後の天気予   報の変化のため・連休後への計画変更となった〜


      お気に入りの景色          プロフィール1へ(トップ)





             〜令和4年の初訪島〜

 コロナも尾を引きながら新年を迎えた。幸い子供たちは近郊にいるため、今年の新年は無理をせず帰って来なくていいよ。との打合せをしていたのだが、結婚したての孫夫婦がどうしても皆に会いたい、との強い希望で急遽予定変更となる。正月1日、短時間の日帰り条件で集合。元気を確認しあい婆の手作りお節を頂き、喜んで帰っていった。アクリル板で席を仕切るなど工夫を凝らし条件を付けそれなりの対策はしたつもり。
 心配だったんだろう。一週間後には子供や孫たちから、熱など異常はないか確認の電話が次々と。

 さて、6日には混雑を避け、護国神社へ初詣り。松の内も終り、一段落したところで本年初の大島行きをすることに。コロナがぐずついている状況のなか不謹慎かもと思いながらも、だからこそ気分転換にと考え島民には勿論のこと、人との接触を避けることを第一とし決行した。
 ペットのインコも今回は車での2泊のため連れてゆくことにした。

 天気は良かったものの冬の波は荒く、フェリーも大きく揺れながら大島港に無事入港。小屋へと直行。さすが、人影は少ない。岩瀬の海岸は波は荒いものの太陽のひかりを受け青々と見通しもよくとてもきれいだった。

 大島港から小屋までは車で10分たらず、15時前には到着。下のMさんは今回も滞在中の様子。相変わらずベランダと前の側溝にはかき集めたように栗の落ち葉が。
着後、早速室内の掃除に取り掛かる。先ずはストーブへの注油、履き拭き掃除などのあと、ベランダ周りの掃除。幸い、今回小屋側の空地はイノシシの荒し後はない様子だが上の土手は荒らした跡が生生しい。困ったもんだ。
爺の小屋は周りを高い木々に囲まれているため日が落ちると暗くなるのが早い。夜は冬定番の鍋で体を温める。カラオケでも歌いたいが流石に空地を挟んだ下は滞在中なのでそこまでは勇気がない。

 翌13日は冷たい時雨模様の天気。朝一番、下の海岸へおりてみると海は大時化。強風で体がよろつく。やっとの思いでシャッターを切り早々と小屋へ引き返し朝食をとる。雨も降り出してきた。インコの「ひばり」ちゃんは婆から出してもらい小屋内を嬉しそうに飛び回っていた。 

 時雨の合間を縫ってベランダの板補修、屋根上の落ち葉取りなどなど、ボロ小屋だから扱い出せばきりがない。ゴムボートや付属のエレキ、バッテリーなどの点検等をする予定だったが生憎の天気なので次回の楽しみに。それにしても、一昨年、海岸近くの借り地に保管していた年に2~3回使用のミニボート。エンジンや救命胴衣、釣り具などのセット一式を盗難に遭い、交番にとどけたのだが音沙汰無し・・・。

 ここ大島は割と夏は涼しく、冬でもあまり寒くない。それでもこの時期、夜になると流石に冷えてきた。今夜も鍋の夕食。冷たいビールが美味い。充実の一日だった。  

 14日、晴。朝一に岩瀬の海岸へ下りる。波は落着き沖ノ島がかすかに見える。天候にもよるがここ岩瀬海岸からは、堤防中ほどから右手に突き出た磯を見、玄界灘のやや左前方の遥か彼方の水平線上に「沖ノ島」が望める爺の絶好ポイントだ。不器用だから中々巧く撮れず「神さま」から怒られそうだ。
朝食をすまし、残りの仕事に精を出す。昼には一通り予定の仕事はクリアした。少しは次回の仕事にのこしておかないと楽しみがなくなる。ごみや余った材料などを車に積み込む。手ぶらで来ても何時でも間に合う様にとついつい材料を買い込み過ぎ、いざ使用時には使えなくなったものも多い。

 昼前、シニアクラブから規約文書依頼の電話が入る。最近使用中のPCが不調続き、上手く動いてくれるか心配がよぎったがついつい了解した。昼食、休憩のあと、14;30頃には小屋を出発。平日で人出も少なかろうと、超久し振りに風車展望所へ立寄って港に行くことに。牧場には人影もなく馬が放牧されのんびりと爺婆を迎えてくれ心が和んだ。乗馬体験もできるという。風車や砲台跡を眺め、遠くに「沖ノ島」を望みながら写真を撮る。青い空と玄界灘の碧い海。眺めていると身も心も癒され時のすぎるのも忘れそうだ。大島循環道路を南回りで中津宮の横を通り島東側の大島港へ直行。売店で好物の島の特産「大島ひじき」を購入。16;20分予約のフェリー「おおしま」で島とお別れ。渋滞に遭いながらも18;50分、今年1回目の大島行きは無事帰宅となった。


      プロフィール1 (トップへ)         お気に入りの景色